ティンジャン 2014
ミャンマー正月の前に、この国は世界に水をかける、かけまくる。
通称水かけ祭り、ミャンマー語でティンジャン。
街全体に水かけスポットを設置。
そこを車や人が走ります。車ってのは、荷台に人が乗り込み、そこめがけてホースで水をぶっかけるてこと、ものすごい勢いのホース。
スポットには舞台もあり、そこではミャンマー民謡からミャンマーレゲエ・ラップがポンポンポンポンと大音量で生ライブ。
そんな大音量の中で、40度ちかい炎天下のもとでホースで水をぶっかけるのだから、人々のテンションもマックスである。
街のいたるところ交通閉鎖、大渋滞。
タクシーに窓がないことが一般的なこの国では、タクシーの中は運転席からシートまですべてビニールで防御。というか、そこまでして営業しているあなたはえらい。
歩いていると、それ見つけたと集団が襲ってくる、片手に、水がはいった桶をもって。
そう、ホースだけでない、一般国民すべてが凶器、犬も歩けば水かけられる。
お店はすべて閉店、まぁ、水浸しになるだけ。
そんなこんななので、多くの日本人はこの国から脱出する。私もこれから脱出する。
まぁ、一度だけでいいや、けど、一度ぐらいはいいや。
ミャンマーの、貴重な文化だから。