金融技術協力の覚書
1月24日、金融庁とミャンマー財務省が金融技術協力の覚書、と報道。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2401T_U4A120C1EE8000/
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA0N07G20140124
私もいまはミャンマー財務省に勤めている人間なので、覚書の署名式に出席する。
ミャンマー財務省というのは、保険とマイクロファイナンスを監督する部署を傘下に持つ金融当局の側面も持つ、もちろん予算や税も所管しております。証券当局は昨年7月に成立した証取法に基づき設置予定、つまり、まだない。
ミャンマー側に立つと、民政移行・市場型経済への移行の一環として金融・資本市場を発展させたいと思いつつ、そもそも金融規制・監督て何?の世界が広がっている。
対する日本の金融庁はこうした金融分野を一元的に所管する当局なわけで、相談相手として大変助かるわけですね。
今回のミャンマー側の署名者のマウン・マウン・テイン財務副大臣、ミャンマーの資本市場政策を一手に引き受ける人物である。
私もこちらに来て短い期間ながら、東京で働いていたときからの縁で日本関係では秘書的業務もやったりと、いろいろとお世話になっている。
またこちらでの業務が前進する気配。