ミャンマーに、いつかの日かスタバを。。

ミャンマーの財務省に勤務しています。この国にスタバの勉強スペースが欲しいです。

ミャンマー事業も大変ですね。。

「あ、財務省で勤務されてるんですよね、ちょっと聞いてくださいよ。」

 

と呼び止められて、このミャンマーでの事業展開の難しさを語る某日本企業社長。

 

ここミャンマーに参入する外資は基本的には100%外資は無理で、JVなどの形態がとられる。その上で、外国資本が入った会社は土地の所有だめ、金利がつく銀行口座の保有だめ、などの制約がつく。

そんな制約を少しでも緩和してくれるのがMICという投資委員会で、そこの委員長が何を隠そう我がボス財務大臣だからである。

 

とはいえ、私がそこに勤務しているからといって便宜供与ができるわけもないのだが、こうした生の実情をひとつひとつ知るということは、この国の考え方やビジネスを起こされる方々の困難、そしてそれを行政の立場からどう考えるか、を思考するのに大変役立つのである。

 

ま、ひとつはっきりしているのは、この国は参入する代わりに自国の産業を育ててくれ、という技術移転の可能性をとても評価しているということである。

 

もうちょっといくと資本規制とか、テーパリングとか話題ですが、こういう途上国の開放政策てのは、またいろんな視点をくれるんですねぇ。

 

て、そばから今日ジムに行ったら、こっちに来てから仲良くなったローカルコングロマリット社社長のケンにたまたま出会う。

へっへーい、と相変わらず上半身裸の更衣室でも愉快な彼だが、彼もまたそんな技術移転を必要としてるんだろうか、と考えてみたりもする。。