ミャンマーに、いつかの日かスタバを。。

ミャンマーの財務省に勤務しています。この国にスタバの勉強スペースが欲しいです。

週末にバガン

週末を使い、バガンを訪ねる。ミャンマーを代表する観光地で、仏教遺跡群である。

遺跡がゴロゴロしている、という感覚。街を抜ければ遺跡があり、道路の脇に家があるように遺跡が横たわっている。
貴重な壁画なんかも、多少は保護しようとする試みが見られるが、いとも簡単に触れる。そこは人類のマナーに頼るしかないんでしょう。
空港でUSD15をとるだけであとはどの寺院も5日間入り放題というシステムもいい、いちいちチケットを払う煩わしさから開放される、もっとも、いちいち裸足になる必要はあるのだが。

夜のライトアップにミャンマー人の美意識みたり。このセンスは高いです、ほんとにミャンマー人の手によった照らし方でしょうか。
西洋のお城のように見える、草原にライトアップされ白く輝く仏塔、黄金のパゴダ、美しい。
そこに夕焼けがあるんだから、それは人を惹き付けること間違いなし。
上れる仏塔に限りがあるため、一目夕焼けをみようと人々が大挙として訪れる。しかしまだこの規模だから出来るこの夕焼けショーだろうか、もっと人が来たら、もう仏塔にはのぼれなくなるでしょう、危なくてしかたなし。

自転車でさっそうと抜けるパゴダ・仏塔群、なんとも古代の雰囲気にさせてくれる、とまではいかないのは、そこまで保護されていないから。人々の生活のど真ん中にあるため、トラックが走れば、人が乗ったバスも走る。
ゆったり古代の雰囲気にひたる、とならないのも、またこの遺跡の特徴か。

遺跡の合間に、梅原猛。日本人の仏教観の紐解きながら、この国の仏教観を想ふ。

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